
弔電お礼状や葬儀後のご報告など、不祝儀に関わる挨拶状では「薄墨」を用いるのが一般的とされています。
しかし、薄墨と聞くと「文字が薄くて読みにくいのでは」と不安に思われる方も少なくありません。
本記事では、薄墨の意味や由来に加え、当サイトで採用している薄墨の濃度と、読みやすさへの配慮についてご説明します。
■ 薄墨とは何か
薄墨とは、通常の黒墨よりも色味を抑えた、淡いグレーに近い墨色を指します。
主に葬儀・弔問・お悔やみの場面で使われ、不祝儀における正式な表現方法のひとつとされています。
古くからは、
「突然の訃報に接し、悲しみのあまり涙で墨が薄まった」
という心情を表したものと伝えられています。
■ 薄墨が用いられる場面
- 弔電・弔電お礼状
- 葬儀後のご報告の手紙
- 香典袋・不祝儀袋の表書き
- 喪中はがき(地域による)
いずれも共通しているのは、慶事ではないという不祝儀の場面であるという点です。
■ 薄墨=読みにくい、ではありません
薄墨という言葉から、「文字が薄く、読みづらいのではないか」と想像されることがありますが、 当サイトで採用している薄墨は、あくまで“気持ちを表す色味”としての薄墨です。
極端に淡い色ではなく、
高齢の方にも無理なくお読みいただける濃度に調整しています。
- 黒に近いグレーで可読性を確保
- 細すぎない文字線
- 便箋・カードとのコントラストを考慮
そのため、「失礼にならない配慮」と「実用的な読みやすさ」を両立した仕上がりとなっています。
■ 封筒・宛名も薄墨で統一
当サイトの弔電お礼状・葬儀後のご報告では、 本文だけでなく、封筒の差出人・宛名印刷も薄墨で統一しています。
これは、不祝儀としての作法を全体で整えるためです。
一部だけが濃墨になってしまうと、かえって違和感が出ることもあるため、 トータルで落ち着いた印象になるよう配慮しています。
■ 法事案内状との違い
法事案内状(一周忌・三回忌など)は、年月が経過した追善行事として位置付けられ、 地域によっては薄墨を用いないケースもあります。
そのため当サイトでは、
- 法事案内状:内容・形式に応じて通常墨/薄墨を選択
- 葬儀後の報告・弔電お礼状:基本は薄墨
と、用途ごとに使い分けています。
■ まとめ:薄墨は「思いやりを形にした色」
薄墨は、単に色を薄くしたものではなく、
不祝儀の場面で相手を思いやる気持ちを、さりげなく伝えるための表現です。
読みやすさにも配慮した薄墨印刷で、
どなたにお送りしても安心できる形を整えています。
法事案内状の作成サイト|Houjiannaijou.com では、
四十九日・一周忌・三回忌など各法要に合わせたテンプレートや封筒セットを取り揃えています。
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※本記事の内容は、正確性や最新性を保証するものではありません。